ASCO、BRCA陽性早期乳がんの術後補助療法としてオラパリブを推奨
2021年06月17日 17:32
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米国臨床腫瘍学会(ASCO)は6月16日、ガイドラインのアップデートを行い、放射線治療を含む局所治療および術前/術後補助化学療法施行後の高リスク生殖細胞系BRCA1/2遺伝子変異陽性HER2陰性原発性乳がん患者に対し、1年間の補助療法としてPARP阻害薬オラパリブの投与を推奨すると発表した。
今回の推奨は、先般開催されたASCO 2021で発表された多施設共同第Ⅲ相ランダム化比較試験OlympiAの結果に基づくもの(関連記事「術後オラパリブ、BRCA陽性早期乳がんで著効」)。