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コロナ治療薬molnupiravir、国際第Ⅲ相試験が開始

最終データは今年9~10月に得られる見込み

2021年06月18日 15:30

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 MSDは6月17日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する経口抗ウイルス薬として開発中のmolnupiravirについて、その有効性を検討する国際共同第Ⅲ相試験MOVe-OUT(Part2)を国内で開始したと発表した(関連記事「米・Merck、コロナ治療薬molnupiravirの調達契約を米政府と締結」)。

 MOVe-OUT(Part2)は、COVID-19の確定診断を受け初期症状を示す外来患者1,550例が対象で、molnupiravir 800mgを1日2回、5日間投与する群とプラセボを投与する群に1:1でランダムに割り付ける。主要評価項目は、ランダム化から29日目までに入院または死亡に至った患者の割合とした。

 同試験への被験者組み入れは、COVID-19外来患者を対象とする第Ⅱ相試験MOVe-OUT(Part1)で得られたデータの中間解析において、同薬による治療群全体で入院や死亡に至った患者の割合がプラセボ群より低かったことに基づいて行われた。

 同試験の最終データは今年9~10月に得られる見込み。

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