がん研とNBI、オンコロジー領域で包括的提携
2021年06月23日 18:09
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がん研究会と日本ベーリンガーインゲルハイム(NBI)は本日(6月23日)、オンコロジー領域における臨床開発を推進するための包括的提携契約を締結したと発表した。
今回の契約は、ベーリンガーインゲルハイムが有するオンコロジー領域の新規開発品について、早い段階から日本国内での臨床開発に着手できるようにがん研究会と協力体制を構築し、がん患者が待ち望む革新的な治療薬をいち早く医療現場へ届け、国内および世界の医療に貢献していくことを目的としている。
病院と研究所の強固な連携により、がん研究会が有するがん研究技術および臨床経験と、NBIが有する高い研究開発能力を融合させ、特に、ファースト・イン・ヒューマン試験や日本で初めての臨床試験を含む革新的な早期開発試験、新規バイオマーカーの探索などのトランスレーショナル・リサーチ、アジアで頻度の高い腫瘍疾患および希少がんに対する開発などを推進していくという。