トファシチニブでコロナ肺炎死亡リスク低下
ブラジル・多施設共同RCT
2021年06月24日 05:10
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ブラジル・Hospital Israelita Albert EinsteinのPatrícia O. Guimarães氏らは、経口ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬トファシチニブの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する有効性を検討する多施設共同ランダム化比較試験(RCT)STOP-COVIDを実施した。その結果、プラセボと比べてトファシチニブはCOVID-19肺炎による入院患者の死亡または呼吸不全リスクを37%有意に低下させたことをN Engl J Med(2021年6月16日オンライン版)に発表した。