世界初、新機序の2型糖尿病治療薬イメグリミンが国内承認
2021年06月24日 11:34
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大日本住友製薬は6月23日、新機序の経口血糖降下剤イメグリミン(商品名ツイミーグ)について、2 型糖尿病を適応症として、国内における製造販売承認を取得したと発表した。同薬の承認は日本が世界で初めてとなるという。
同薬は、既存の経口血糖降下剤とは異なる構造と、2つの血糖降下作用をもつ、新しいクラスの経口血糖降下剤とされる。ミトコンドリアへの作用を介して、グルコース濃度依存的なインスリン分泌を促す膵作 用と、肝臓・骨格筋での糖代謝を改善する膵外作用(糖新生抑制・糖取込み能改善)により血糖降下作用を示すと考えられている。
同薬の国内での製造販売承認申請は、2型糖尿病の日本人患者1,100例超を対象とした3件の第Ⅲ相試験(TIMES1、TIMES2、TIMES3)の結果等を基に2020年7月30日に行われていた。