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Oncology Tribune

神経内分泌腫瘍への放射性医薬品ルタテラが国内承認:富士フイルム富山化学

国内初のペプチド受容体放射性核種療法剤

2021年06月25日 17:52

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 富士フイルム富山化学は6月23日、放射性医薬品ルタテラについて、「ソマトスタチン受容体陽性の神経内分泌腫瘍」を適応症として国内での製造販売承認を取得したと発表した。ルタテラは、放射性リガンド療法の一種であるペプチド受容体放射性核種療法(Peptide Receptor Radionuclide Therapy; PRRT)に用いられる医薬品で、今回、「ペプチド受容体放射性核種療法剤」として国内で初めて承認された。

 神経内分泌腫瘍は、ホルモンやペプチドを分泌する神経内分泌細胞に由来する腫瘍で、全身のさまざまな臓器、なかでも膵臓、消化管および肺に多く発生。選択できる薬物療法が限られていることから、アンメットメディカルニーズの高い疾患と言われてきた。

 同社は、2015年にノバルティスのグループ会社Advanced Accelerator Applications International S.A.と、PRRTに用いる「Lutathera」の国内開発・販売などに関するライセンス契約を締結。その後、国内で実施した臨床第I相試験および臨床第I/II相試験にて、日本人患者での有効性および安全性を確認できたことから、2020年に製造販売承認申請を行っていた。

 なお、ルタテラと併用するアミノ酸輸液「ライザケア輸液」の国内製造販売承認も併せて取得している。

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