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ポストコロナを見据えた睡眠・生活リズム

日本学術会議が公開シンポ開催へ

 2021年08月18日 05:05
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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大により変化を余儀なくされた現在の生活様式は、睡眠および生活全般にどのような影響を及ぼすのか―。これまで、睡眠や時間生物学などを専門とする医師、研究者らは実態を把握するため各種調査を行ってきた(関連記事『都市封鎖や行動制限による睡眠への影響は』)。8月28日(土)、それらのデータを基にポストコロナにおける睡眠や生活リズムに関する公開シンポジウム『ポストコロナ社会を見据えた睡眠・生活リズムのあり方 〜コロナ自粛から学ぶ〜』(主催:日本学術会議、共催:日本時間生物学会、日本睡眠学会)がオンラインで開催される。

9人の専門家が登壇、事前質問も受け付け

 COVID-19の流行拡大に伴い導入されたソーシャルディスタンシング、リモートワークといった生活様式の大きな変化は、われわれの睡眠パターンや生活リズムをどのように変容させ、心理的、社会的、生物学的にどのような影響を及ぼしたのかについて、精神科医や心理学者などの専門家が調査を行ってきた。

 調査データを解析したところ、感染や社会状況に対する不安といった心理的側面、自粛生活や働き方の変化による生物時計の光同調(自然光や夜間照明)など生体リズムや睡眠調整機能の変調が現れていることが分かったという。

 そこで今回、現時点で明らかになっている情報から、コロナ下で発生した課題や、ウィズコロナ・ポストコロナ社会を見据えた睡眠・生活リズムの在り方とその実践について、9人の専門家らが発表するシンポジウムが開催される()。参加費は無料で、事前登録は不要。なお、メールで事前に質問を受け付けている。詳細は同シンポジウムの公式サイトを参照

表. 公開シンポジウムのプログラム(一部抜粋)

  • 司会:三島和夫氏(日本学術会議連携会員、秋田大学大学院医学系研究科教授)

  • 開会の挨拶:深田吉孝氏(日本学術会議第二部会員、日本時間生物学会理事長・東京大学大学院医学系研究科特任研究員)

  • 講演

    「リモート社会と体のリズム」本間さと氏(日本学術会議連携会員、札幌花園病院睡眠医療センター長)

    「幼児を対象とする双方向性睡眠啓発アプリの社会実装の経験から」谷池雅子氏(大阪大学連合小児発達学研究科教授)

    「一般生活者の生活リズムの変容について」駒田陽子氏(明治薬科大学リベラルアーツ准教授)

    「働き方に及ぼした光と影について」高橋正也氏(労働安全衛生総合研究所過労死等防止調査研究センター長)

  • 指定発言

    「社会における睡眠・生活リズムの変化に対し睡眠医療が果たすべき役割」内山真氏(日本睡眠学会理事長、東京足立病院院長)

    「今後の研究で求められること―基礎研究の側面から―」吉村崇氏(日本学術会議連携会員、名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所教授)

  • 総括:三島和夫氏

  • 閉会の挨拶:尾崎紀夫氏(日本学術会議会員第二部会幹事、名古屋大学医学系研究科教授)

編集部

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