日本政府がノババックス社製新型コロナワクチン1億5,000万回接種分を購入
2021年09月07日 16:58
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武田薬品は本日(9月7日)、ノババックス社製の新型コロナウイルスワクチン候補であるTAK-019の製造販売承認取得を条件として、武田薬品が日本で生産するTAK-019を厚生労働省が1億5,000万回接種分購入する契約を締結したと発表した(関連記事「ノババックス社ワクチン、有効率は89.7%」)。
武田薬品は日本の自社工場においてTAK-019の生産能力を整備しており、2022年初頭の供給開始を目指している。一方、ノババックス社はTAK-019の抗原と共に充填するアジュバントを供給する。
武田薬品は厚労省のワクチン生産体制等緊急整備事業により、ノババックス社の新型コロナウイルス感染症ワクチンを日本国内において生産するための技術移転・生産設備の整備・供給に係る助成を受けている。