オミクロン、軽症の可能性指摘 判断は尚早も―WHO〔時事メディカル〕
2021年12月09日 10:15
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【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は8日の記者会見で、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」について、「デルタ株より症状が軽いことを示す根拠が一部にある」と述べた。ただ、判断を下すには時期尚早として、油断しないよう警告した。
テドロス氏によると、オミクロン株の感染が確認されたのは57カ国に上り、「さらに増えることが予測される」という。また、世界的な広がりや変異の多さは、パンデミック(世界的大流行)の動向に「大きな影響を与える可能性がある」と指摘した。
(2021年12月9日 時事メディカル)