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シロスタゾール併用は発症3〜4週目から

CSPS.com試験サブ解析

2022年01月31日 15:48

21名の医師が参考になったと回答 

 非心原性脳梗塞患者の再発予防として、発症後早期から亜急性期にかけては主にアスピリン+クロピドグレルを用いた抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)が推奨されるが、長期的には単剤療法と比べて重篤な出血性合併症が増加することが指摘されている(Stroke 2019; 50: 947-953)。一方、アスピリンまたはクロピドグレルとシロスタゾールの併用は、それぞれの単剤投与に比べ重篤な出血性合併症を増加させることなく脳梗塞再発を有意に抑制することが、日本の292施設を対象とした多施設非盲検ランダム化比較試験CSPS.comで示されている(Lancet Neurol 2019; 18: 539-548)。では、シロスタゾール併用によるDAPTはどの時期から開始するのが有効だろうか。国立循環器病研究センター病院副院長の豊田一則氏らCSPS.com試験研究グループは、非心原性脳梗塞発症から3〜4週目にシロスタゾールを含むDAPTに切り替えるのが有効であるとNeurology (2022年1月24日オンライン版)に報告した。

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