男児のスマホ視聴時間が自閉症に関連
母子8万4,000組のデータを解析
2022年03月02日 05:15
17名の医師が参考になったと回答
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を背景に小児のスマートフォンなどの視聴時間(スクリーンタイム)は大幅に延長し、健康への影響が懸念されている。こうした中、山梨大学大学院会社会医学講座の久島萌氏らは、男児において1歳時の長時間のスクリーンタイムが3歳までの自閉症スペクトラム障害(ASD)診断に有意に関連していたとする、日本の母子8万4,030組の解析結果をJAMA Pediatr(2022年1月31日オンライン版)に発表した。なお、女児では同様の関連は認められなかった。