メニューを開く 検索

トップ »  医療ニュース »  2022年 »  運動器 »  腫瘍性骨軟化症の臨床的特徴、注目の新薬

腫瘍性骨軟化症の臨床的特徴、注目の新薬

国内の88例を対象に調査、分析

2022年09月01日 15:59

753名の医師が参考になったと回答 

 腫瘍性骨軟化症(Tumor-induced osteomalacia;TIO)は指定難病のビタミンD抵抗性くる病・骨軟化症に含まれる希少疾患であり、認知度は必ずしも高くない。東京大学病院腎臓・内分泌内科の日高尚子氏らが所属する研究グループ(研究責任者:伊東伸朗氏)は、TIO患者88例を対象に臨床的特徴や治療後の経過などを調査。TIOの確定診断までに3.4年もの時間を要し、骨粗鬆症と混同されやすく、誤って診断された割合が全体の4分の1に上ったとの結果を、第40回日本骨代謝学会(7月22~23日)で発表した。TIOは腫瘍の拡大切除により根治しうるが、手術困難例に対する有望な治療法として注目される抗FGF23抗体ブロスマブが、従来の治療法(活性型ビタミンD製剤、経口リン製剤)より優れている可能性が示唆された。研究の詳細は、J Bone Miner Res2022; 37: 1479-1488)に掲載されている。(関連記事「その骨痛、微小腫瘍が原因かも...」)

…続きを読むにはログイン

無料でいますぐ会員登録を行う

【医師限定】

初回登録で500円分のポイントをもれなく進呈!

(4月末迄/過去ご登録のある方を除く)

  • ・ ご利用無料、14.5万人の医師が利用
  • ・ 医学・医療の最新ニュースを毎日お届け
  • ・ ギフト券に交換可能なポイントプログラム
  • ・ 独自の特集・連載、学会レポートなど充実のコンテンツ

ワンクリックアンケート

円安水準を更新。円安で何を思う?

トップ »  医療ニュース »  2022年 »  運動器 »  腫瘍性骨軟化症の臨床的特徴、注目の新薬