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7割超が低骨密度、産後の20歳代痩せ女性

2022年09月21日 16:14

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 妊娠後期や授乳期は母体から胎児、新生児・乳児に多くのカルシウムを供給するため、骨粗鬆症および骨折の原因となる一時的な骨量低下を招くことがある。新潟市民病院産科部長の倉林工氏は、自施設で分娩した女性に対し産後の骨密度検査を行ったところ、4割超が大腿骨頸部の低骨密度を来し、体格別に見るとBMI 18.5未満の痩せの女性で7割超が低骨密度を来していることが判明したと、第40回日本骨代謝学会(7月22~23日)で発表した。今回の結果を踏まえ、「将来の骨粗鬆症予防の可能性を視野に入れ、妊娠・授乳期における若年女性の骨関連栄養素の摂取を促すための教育や、骨粗鬆症スクリーニングの動機付けが重要」などの対策を講じる必要性を訴えた。なお、詳細はJ Obstet Gynaecol Res(2021; 47: 1388-1396)に掲載されている。

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