リツキシマブ、膠原病伴う肺疾患に有効
初のRCTでシクロホスファミドと直接比較
2022年11月22日 16:33
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膠原病に伴う間質性肺疾患(CTD-ILD)の治療において、既存の免疫抑制薬シクロホスファミドと抗CD20モノクローナル抗体リツキシマブの有効性と安全性をHead-to-headで比較した第Ⅱ相二重盲検ダブルダミーランダム化比較試験(RCT)RECIAL。米・University of Southern CaliforniaのToby M.Maher氏らは、主要評価項目であるベースラインから24週後の努力肺活量(FVC)の変化量で優越性を示せなかったものの、各種健康関連QOL値を改善し、有害事象が少なかったとの結果を、Lancet Respir Med(2022年11月11日オンライン版)に発表した。