リバーロキサバンは下肢PADの新たな選択肢
抗凝固薬+抗血小板薬の2つの経路で再狭窄を抑制
2022年11月24日 16:05
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直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)リバーロキサバンは、下肢血行再建術施行後の末梢動脈疾患(PAD)患者における血栓・塞栓形成抑制の適応が承認された初の抗凝固薬である。同適応を有する新規格の2.5mg錠を今年(2022)10月に発売したバイエル薬品は11月10日にプレスセミナーを開催。旭川医科大学外科学講座血管・呼吸・腫瘍病態外科学分野教授の東信良氏が下肢のPADの重要性と治療の課題について解説、小倉記念病院(福岡県)循環器内科部長の曽我芳光氏は下肢血行再建術後のPAD患者に対し新たな治療選択肢となるリバーロキサバンとアスピリン※の併用療法について紹介した。