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スニチニブ、1日置き投与で有害事象低減

転移性腎がんに対する投与スケジュール

2022年11月29日 13:22

406名の医師が参考になったと回答 

 転移性腎がん(RCC)に対する血管内皮細胞増殖因子(VEGF)阻害薬スニチニブの標準的な投与スケジュールは4週投与2週休薬だが、重篤な有害事象が発現し、減薬や治療の中止に至るケースは多い。また、治療が継続できないことで予後が不良になる例もある。長崎大学病院泌尿器科・腎移植外科准教授の大庭康司郎氏は、スニチニブの薬物動態(PK)から同薬の血中濃度に関連する遺伝子と有害事象との関連性について解析するとともに、投与スケジュールを1日置きに変えた場合の有効性と安全性について検討。スニチニブを1日置きに投与した群ではグレード3以上の有害事象の発現率が低下し、病勢制御率(DCR)、無増悪生存(PFS)、全生存(OS)ともに良好だったことを第60回日本癌治療学会(10日20~22日)で発表した。

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