新規BTK阻害薬が血液がんで著効
zanubrutinib
2022年12月22日 05:00
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再発または難治性の慢性リンパ性白血病(CLL)/小リンパ球性リンパ腫(SLL)に対する新規ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬zanubrutinibの有効性と安全性を、第一世代BTK阻害薬イブルチニブと比べた第Ⅲ相ランダム化比較試験ALPINE。最終解析において、イブルチニブと比べてzanubrutinibは無増悪生存(PFS)を有意に改善し、心毒性などの有害な影響は少ないことが示された。詳細は米・Dana-Farber Cancer InstituteのJennifer R. Brown氏らがN Engl J Med(2022年12月13日オンライン版)に報告した。