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20代日本人の童貞率4割、処女率は3割

2023年03月01日 17:20

601名の医師が参考になったと回答 

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 セックスレスや少子化が叫ばれて久しい日本だが、国民の性的活動の実態についてはあまり報告がないという。慶應義塾大学医療政策・管理学教室のCyrus Ghaznavi氏、東京大学大学院国際保健政策学分野の坂元晴香氏らは、オンライン調査を実施、結果をJ Sex Res2023; 26: 1-12)に報告した。20歳代の"童貞率"は約4割、"処女率"は約3割であることが示された。

20〜49歳の男女8,000人の性的活動を調査

 性および生殖に関する健康の向上は公衆衛生上の優先事項とされる中、諸外国に比べ日本では性的活動に関する報告は少ないという。そこでGhaznavi氏らは、オンラインによる「日本人の性的行動に関する全国調査」を実施。日本人の性的指向、性的活動の実態および満足度などを調査した。

 対象は20〜49歳の日本語での対応が可能な男女で、オンライン調査会社を通じて2022年7月5〜6日に行われ、8,000人(男女各4,000人)が参加した。5歳ごとに層別化し(20〜24歳、25〜29歳、30〜34歳、35〜39歳、40〜44歳、45〜49歳)、婚姻状況や居住地域に関する重み付けを行った。

 対象の主な背景は、婚姻状況が既婚は男性50.0%、女性56.5%、未婚(交際相手あり、かつ同棲中)は順に1.8%、2.7%、未婚(交際相手あり、同棲なし)は6.7%、8.7%、未婚(交際相手なし)は41.5%、32.0%。性的指向は異性愛者が男性87.4%、女性82.9%、無性愛者が順に6.9%、10.0%だった。

性産業利用は5割近くに

 性交渉経験、性的パートナーの数、性交渉開始年齢について検討した。その結果、これまでの生涯において性的パートナーがいない割合は男性では19.8%、女性では15.3%で、10歳ごとの年齢層別に見ると男女ともに20〜29歳(男性43.0%、女性29.7%)が最多を占めた。過去1年間に週1回以上の性交渉(性産業従事者を含む)があった人の割合は、男性では13.2%、女性では13.0%だった。一方、過去1年間に性産業従事者を含め性的パートナーがいなかった人は男性44.5%、女性45.3%だった。

 また、性的パートナー数(性産業従事者を含む)の中央値は男性が4人、女性が3人だった。さらに、性交渉開始年齢は男女ともに20歳(中央値)で、16歳未満と回答した割合は男性8.4%、女性8.0%だった。加えて、性生活に対する満足度については、「満足している」と答えた人は男性では23.1%、女性では27.8%で、「満足していると思わない」は順に27.1%、17.6%だった。性産業利用については、利用経験があった人は男性では48.3%、女性では4.0%だった。

 以上から、Ghaznavi氏らは「欧米に比べ、日本では男女ともに性交渉経験がない人、過去1年間の性交渉経験がない人の割合が高く、特に男性の性風俗利用率が高いことが明らかになった。さらに、性交渉を重視していない人の割合や性生活に対する満足度も諸外国より高かった」と結論。「少子高齢化など性交渉の減少に起因するさまざまな社会的課題が指摘される中、性交渉の実態を明らかにすることは課題解決につながる」と結んでいる。

編集部

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