読み手に「伝わる」日本語論文作成のコツ
和文誌編集委員会アドバイザーの細野茂春氏が解説
2023年05月16日 05:00
335名の医師が参考になったと回答
論文執筆に取り組む医師は多いが、その内容が正確に査読者に伝わらなければ査読に時間を要する。場合によっては学術誌に掲載すらされない。掲載された論文も読者に伝わらなければ、多くの研究者から引用される有益なものとはなりえない。日本小児科学会和文誌編集委員会アドバイザーで自治医科大学さいたま医療センター小児科・周産期科教授の細野茂春氏は、自身の豊富な査読経験と編集作業に携わっている経験から、「読みやすい」「分かりやすい」日本語論文の書き方を第126回同学会(4月14~16日)で指南した。