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腎機能低下例でもドチヌラド長期投与は有用

保存期CKDで安全に尿酸値改善

2023年05月18日 17:05

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 高尿酸血症の腎機能低下への関与については、近年報告が続いており、『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第3版』では、保存期慢性腎臓病(CKD)患者の高尿酸血症に対する尿酸生成抑制薬の使用が推奨されている。一方、尿酸排泄促進薬については尿中尿酸値の上昇に加え、尿路結石のリスクを高めるなどの懸念がある。従来の尿酸排泄促進薬は推算糸球体濾過量(eGFR)30mL/分/1.73m2未満の高度腎機能低下例には投与禁忌だったが、ドチヌラドは慎重投与となった。こうした背景の下、市立福知山市民病院腎臓内科医長の金森弘志氏は、保存期CKD患者におけるドチヌラドの有効性を検討。平均eGFR 31.3mL/分/1.73m2の患者に対する同薬の1年投与により、腎機能低下を来すことなく血清尿酸値が改善したと、第56回日本痛風・尿酸核酸学会(2月23~24日)で報告した。

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