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転移性尿路上皮がんへのニボ+化学療法、OSとPFSを有意に改善

CheckMate-901のサブ試験

2023年07月13日 14:06

76名の医師が参考になったと回答 

 米・ブリストル マイヤーズ スクイブと小野薬品工業は7月12日までに、未治療の切除不能または転移性尿路上皮がん患者を対象に、①抗PD-L1抗体ニボルマブ(商品名オプジーボ)+抗CTLA-4抗体イピリムマブ(同ヤーボイ)の併用療法、②ニボルマブ+化学療法の併用療法-を標準化学療法と比較、評価した第Ⅲ相試験CheckMate-901におけるサブ試験の最終解析結果を発表。2つの主要評価項目である全生存(OS)と盲検下独立中央評価委員会(BICR)の評価による無増悪生存(PFS)の両方を達成したと報告した(関連記事:「未治療尿路上皮がんへのニボイピ、OS延長せず:CheckMate-901 」)。

 サブ試験では、シスプラチンを含む化学療法に適格な切除不能または転移性尿路上皮がん患者の一次治療の有効性を検討。標準治療のシスプラチンを含む併用療法と比べ、ニボルマブとシスプラチンを含む化学療法の併用療法後にニボルマブ単剤療法を実施するレジメンでOSおよびPFSを有意に改善した。また尿路上皮がんの一次治療において、ニボルマブとシスプラチンを含む化学療法の併用療法の忍容性は良好で、安全性プロファイルはこれまでの報告と一貫しており、新たな安全性の懸念は認められなかった。

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