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抗Aβ抗体、AD予防効果示さず

solanezumab 第Ⅲ相A4試験

2023年07月31日 16:35

219名の医師が参考になったと回答 

イメージ画像 © Adobe Stock ※画像はイメージです

 A4(Anti-Amyloid Treatment in Asympotomatic Alzheimerʼs disease)試験は、ベースライン時に認知障害がなかったが、PET検査で脳内アミロイド蓄積が増加していた65~85歳の前臨床期アルツハイマー病(プレクリニカルAD)患者を対象に、抗アミロイドβ抗体solanezumabによる認知機能低下を遅らせる効果を検討した第Ⅲ相二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験である。米・Brigham and Women's HospitalのReisa A. Sperling氏らは、日本を含む4カ国で登録された1,169例を対象としたA4試験で4.5年間にわたりsolanezumabとプラセボを比較した結果、プレクリニカルAD患者に対する4週ごとのsolanezumab静脈内投与では、プラセボに比べて認知機能低下を遅延させる効果は示されなかったとN Engl J Med2023年7月17日オンライン版 )に発表した(関連記事「認知症の抗Aβ抗体実用化に伴う診断上の課題 」)。

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