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第83回米国糖尿病学会(ADA 2023)

小児期から糖尿病合併症の予測が可能に?

2023年08月02日 05:00

242名の医師が参考になったと回答 

 小児の糖尿病は世界的に増加しており、早期のスクリーニングと介入が喫緊の課題である。しかし、小児期から長期間追跡したデータは少なく、過体重や肥満の小児の糖尿病予備軍と糖尿病のリスクを予測する、正確なスクリーニング法の開発が望まれている。米国立糖尿病・消化器・腎疾患研究所(NIDDK)のLaura Vazquez氏らは、43年間の縦断研究のデータを活用して小児期の血糖検査で将来の糖尿病関連合併症が予測可能か検討し、結果を第83回米国糖尿病学会(ADA 2023、6月23~26日)で報告。「HbA1cや食後2時間血糖値(2-hr PG)は、将来の糖尿病関連細小血管障害の予測因子になりうる」と述べた(関連記事「世界で小児糖尿病が増加、年間23万人」)。

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