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Oncology Tribune

カボザンチニブ、アテゾ併用で去勢抵抗性前立腺がんのPFS改善

武田薬品工業

2023年08月23日 10:58

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 武田薬品工業は8月22日、同社のマルチキナーゼ阻害薬カボザンチニブが抗PD-L1抗体アテゾリズマブとの併用療法において、転移を有する去勢抵抗性前立腺がん患者の無増悪生存(PFS)を有意に改善したとする国際共同第Ⅲ相試験CONTACT-02の結果を発表した。

 同試験は、1種類の新規ホルモン療法による1回の前治療歴があり、転移を有する去勢抵抗性前立腺がん患者が対象。カボザンチニブとアテゾリズマブの併用療法と標準治療(2剤目の新規ホルモン療法としてアビラテロン+プレドニゾンまたはエンザルタミドを投与)の有効性と安全性を検討した結果、標準治療群に比べカボザンチニブとアテゾリズマブの併用療法群において、主要評価項目であるPFSの有意な改善、全生存(OS)の改善傾向が認められた。

 現在、日本においてカボザンチニブは、根治切除不能または転移性腎細胞がん(ニボルマブとの併用療法を含む)、がん化学療法後に増悪した切除不能肝細胞がんの適応で承認されている(関連記事:「ニボルマブ+カボザンチニブ、進行腎細胞がんの一次治療で承認 」)。

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