子供の居眠りに警鐘、隠れた疾患も
9月3日「秋の睡眠の日」に合わせ啓発
2023年09月03日 05:00
215名の医師が参考になったと回答
子供の学校などでの居眠りは「授業に対する関心や意欲が低い」と捉えられることも多く、見過ごされやすい。しかし、居眠りの背景には衝動行動、成長の遅れ、易疲労感、睡眠障害などのさまざまな問題が潜んでいる可能性があり、睡眠習慣の支援や睡眠障害への早期介入を要することもある。日本睡眠学会が制定に携わった9月3日の「秋の睡眠の日」に合わせ、日本睡眠学会理事長で久留米大学学長/神経精神医学講座名誉教授の内村直尚氏は、成長期の子供の睡眠と関連疾患について、東京都で開かれたメディアセミナー(主催=アキュリスファーマ、8月31日)で解説した。