児の先天性心疾患に母親の6つの危険因子

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 新生児の1%超に認められる先天性心疾患(CHD)。発症にはさまざまな遺伝因子や環境因子の関与が報告されているが、母親の妊娠期の生活習慣との関連は十分に検討されていない。横浜市立大学エコチル調査神奈川ユニットセンターの河合駿氏、国立成育医療研究センター臨床研究センターデータサイエンス部門長の小林徹氏らの研究グループは、日本小児循環器学会と協同で「子どもの健康と環境に関する全国出生コホート研究(エコチル調査)」の大規模出生データを用いた母児の追跡調査を実施。児のCHD発症に関連する母親の6つの危険因子を同定したと、J Am Heart Assoc2023; 12: e029268)に報告した(関連記事「父親の化学物質曝露で児の心疾患リスク増」「出生前曝露がリスクとなる抗てんかん薬は?」)。

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