メニューを開く 検索

トップ »  医療ニュース »  2023年 »  がん »  抗菌薬長期投与で肝細胞がんリスクが低下

抗菌薬長期投与で肝細胞がんリスクが低下

2023年09月22日 13:37

186名の医師が参考になったと回答 

イメージ画像 © Adobe Stock ※画像はイメージです

 抗菌薬は感染症治療に不可欠だが、薬剤耐性菌が問題となっている。一方で、動物実験ではチゲサイクリンが肝細胞がん(HCC)の増殖を抑制すること、モデルマウスにおいてゲンタマイシンやアミカシンがHCCの発現を促進するデオキシコール酸の肝臓組織における濃度を低下させることが知られている。しかし、これらの薬剤のHCCへの長期効果を検討したエビデンスは少ない。そこで、韓国・Seoul National University HospitalのSeogsong Jeong氏らは、Korean National Health Insurance Service(NHIS)のデータを用いて大規模後ろ向きコホート研究を実施。抗菌薬の長期投与がHCCに及ぼす影響を検討し、HCCリスクが低下したとCancer Commun2023年9月13日オンライン版に発表した(関連記事「抗菌薬で皮膚T細胞性リンパ腫抑制を初報告」「経口抗菌薬が結腸がんリスク上昇に関連」。

…続きを読むにはログイン

無料でいますぐ会員登録を行う

【医師限定】

初回登録で500円分のポイントをもれなく進呈!

(4月末迄/過去ご登録のある方を除く)

  • ・ ご利用無料、14.5万人の医師が利用
  • ・ 医学・医療の最新ニュースを毎日お届け
  • ・ ギフト券に交換可能なポイントプログラム
  • ・ 独自の特集・連載、学会レポートなど充実のコンテンツ

ワンクリックアンケート

円安水準を更新。円安で何を思う?

トップ »  医療ニュース »  2023年 »  がん »  抗菌薬長期投与で肝細胞がんリスクが低下