米リジェネロンが日本市場に参入、デュピルマブでコ・プロ
2023年09月27日 12:09
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米・リジェネロン・ファーマシューティカルズは9月26日、日本の製薬市場に参入すると発表した。リジェネロン・ジャパンとして活動を開始し、10月1日以降、仏・サノフィと共同開発したアトピー性皮膚炎などの適応症を有する抗インターロイキン(IL)-4/13抗体デュピルマブ(商品名デュピクセント)のコ・プロモーションをサノフィと行う(販売はサノフィ)。
リジェネロン・ファーマシューティカルズの主要製品は、加齢黄斑変性治療薬EYLEA(日本商品名アイリーア、日本では参天製薬が販売、参天製薬とバイエル薬品が共同で情報提供活動を展開)、アトピー性皮膚炎治療薬DUPIXENT、転移性結腸直腸がん治療薬ZALTRAP(同ザルトラップ、サノフィが販売)、抗PD-1抗体で進行・再発子宮頸がん治療薬LIBTAYO(同リブタヨ、サノフィが販売)など。
日本国内で承認を取得しているデュピルマブの適応症は、アトピー性皮膚炎(成人、生後6カ月以上の小児)、結節性痒疹、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎、重症または難治の気管支喘息(成人、12歳以上の小児)ーの4つ。さらに、現在、特発性の慢性蕁麻疹の効能・効果について承認申請中。