進行膀胱がんの新たな治療戦略で膀胱を温存できる可能性
2023年10月20日 05:00
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筋層浸潤性膀胱がんの新しい治療方法の開発に関する第2相試験の結果を、米マウントサイナイ・アイカーン医科大学教授のMatthew Galsky氏らが、「Nature Medicine」に10月2日報告した。同試験では、標準治療である膀胱摘出術を行わずに、化学療法と免疫療法を組み合わせることで、がんを管理できる可能性が示されたのだ。この治療法は、患者の生活の質(QOL)を改善し、身体的・精神的な負担を軽減する可能性がある。