睡眠リズム障害を知って!当事者医師が訴え
患者会活動が1つの希望
2023年11月08日 14:58
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早く寝たくても夜は眠れない、頑張っても朝は起きられない。その結果、学校や仕事に行けず日常生活に支障を来し、時にはメンタルヘルスの問題を引き起こす。こうした背景には、睡眠リズム障害(概日リズム睡眠・覚醒障害)が隠れているかもしれない。東京医科大学精神医学分野兼任准教授/米・スタンフォード大学精神科客員研究員で、睡眠・覚醒相後退障害(DSWPD)をもつ志村哲祥氏は、第45回日本睡眠学会(9月15~17日)で睡眠リズム障害のメカニズムと自身のエピソードを紹介。「睡眠リズム障害患者は社会から孤立し、孤独に陥りやすい。助け合う仲間がいることを、患者に伝えてほしい」と呼びかけた。