自費での再生医療、有害事象を過少報告か
2023年11月24日 13:40
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再生医療の安全性を確保するために制定された再生医療等の安全性の確保等に関する法律(再生医療法)では、治療実施者に対し有害事象に関する報告義務を定めている。国立がん研究センター生命倫理部部長の一家綱邦氏、静岡社会健康医学大学院大学講師の八田太一氏らは、同法の現在までの施行状況および今後の改正の方向性を検討するため、京都大学と共同で有害事象の報告状況を調査。自由診療で行われる再生医療において、有害事象が適切に報告・検討されておらず、過少報告である可能性を見いだし、Stem Cell Rep(2023年11月3日オンライン版)に発表した。