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治療歴のあるNSCLCへのtelisotuzumab vedotin、第Ⅱ相で良好な結果

アッヴィ

2023年12月22日 12:20

91名の医師が参考になったと回答 

 アッヴィは昨日(12月21日)、治療歴のある c-Met 過剰発現非小細胞肺がん(NSCLC)の患者を対象に開発中のc-Met蛋白質を標的とする抗体薬物複合体(ADC)telisotuzumab vedotinの第Ⅱ相臨床試験LUMINOSITYのトップライン結果を発表した。

 同試験では、独立中央判定委員会(ICR)の判定による全奏効率で、cMet高度過剰発現患者群が35%、中程度過剰発現患者群が23%と有力な結果が示された。さらにICRの評価による奏効期間中央値は、c-Met高度過剰発現患者群で9カ月、中程度過剰発現患者群で7.2カ月で、全生存期間中央値はそれぞれ14.6カ月、14.2カ月と、他の評価項目においても臨床的に意義のある結果が得られた。

 安全性プロファイルは既報と一致しており、新たな安全性上の懸念は確認されなかった。

 なお同社によると、LUMINOSITY試験の詳細なデータは今後の医学学会で発表予定で、今回の成績が迅速承認を後押しする可能性について世界各国の規制当局と協議する予定であるという。

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