膿疱性乾癬における医師向け疾患啓発プロジェクトを開始
Medii、日本ベーリンガーインゲルハイム
2024年01月25日 10:19
58名の医師が参考になったと回答
株式会社Mediiは1月24日、日本ベーリンガーインゲルハイムと協業し、紅斑や無菌性の膿疱が出現を繰り返す皮膚疾患である膿疱性乾癬の早期診断と適切な治療の促進を目的に、医師専用のオンライン専門医相談サービス「E-コンサル」を活用した医師向け疾患啓発プロジェクトを開始すると発表した。
膿疱性乾癬は全乾癬症例の1%程度とされ、患者数は国内で約2,000例の希少疾患である。研究データも限られるためすべての医師が診療経験や最新の知見を持つのは難しく、診断がつかない、適切な治療が行われないといったケースも少なくない。
同社は日本ベーリンガーインゲルハイムから膿疱性乾癬に関する情報提供を受け、医師向けの疾患啓発サイトを立ち上げた。同サイトを通じて主治医に膿疱性乾癬に関する情報を届けるとともに、疑い例に関してはE-コンサルを用いて専門医に相談できる環境を構築することで、早期診断と最適な治療の促進につなげるという。