意図せぬ体重減少で発がんリスク2倍に
医療従事者15万例超の前向きコホート解析
2024年02月02日 11:20
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米・Dana-Farber Cancer Institute/スウェーデン・Karolinska InstitutetのQiao-Li Wang氏らは、医療従事者15万例超を30年以上追跡した大規模前向き研究であるNurses' Health Study(NHS)とHealth Professionals Follow-Up Study(HPFS)のデータを用い、体重減少とがん発症との関連を検討。その結果、体重減少がなかった者と比べ、2年間で10%超減少した者ではその後1年間の新規がん発症率が有意に高く、意図的な減量と比べ意図せぬ減少では約2倍とより顕著だったとJAMA(2024; 331: 318-328)に発表した。