糖尿病黄斑浮腫に対するtivozanib点眼液の第Ⅱ相試験、最初の症例登録を完了
協和キリン
2024年02月07日 14:08
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協和キリンは2月6日、糖尿病黄斑浮腫(DME)に対するtivozanib点眼液KHK4951の有効性と安全性を検討する第Ⅱ相多施設共同二重盲検ランダム化比較試験において、最初の被験者が登録されたと発表した。
KHK4951の有効成分tivozanobは、低分子の血管内皮増殖因子受容体-1、-2、-3チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)。tivozanibを後眼部組織へ効率的に送達するよう設計された新規ナノクリスタル化点眼剤がKHK4951で、滲出型加齢黄斑変性症およびDMEの治療選択肢となりうる薬剤として開発中だという。
同試験では米国、日本、オーストラリア、韓国でDME患者150例を対象としており、主要評価項目はETDRS視力表による最高矯正視力15文字以上の減少としている。