エンパグリフロジン、CKDへの適応拡大が承認

日本ベーリンガーインゲルハイム/日本イーライリリー

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 日本ベーリンガーインゲルハイムと日本イーライリリーは2月9日、SGLT2阻害薬エンパグリフロジン(商品名ジャディアンス)について、慢性腎臓病(CKD)への適応拡大が承認されたと発表した。同薬の適応症は、2型糖尿病、慢性心不全に続き3つ目となる。

 今回の承認は、CKD患者6,609例(日本人612例を含む)を対象とした第Ⅲ相臨床試験EMPA-KIDNEYの結果に基づくもの。同試験ではエンパグリフロジンの投与により、主要評価項目であるCKDの進行または心血管死のリスクがプラセボ群に比べて有意に低下した〔ハザード比(HR)0.72、95%CI 0.64~0.82、P<0.000001、関連記事:「エンパグリフロジンがCKD進行を28%抑制」

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