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HPVワクチン、接種後に9割が不安解消

岡山大・キャッチアップ接種後の調査

2024年03月06日 05:00

169名の医師が参考になったと回答 

 日本における子宮頸がんの年間新規診断数は約1万人、死亡者数は約3,000人と報告されている。子宮頸がんの主な原因はヒトパピローマウイルス(HPV)感染であり、ワクチン接種と定期検診により多くが予防できる。国内では、2013年のHPVワクチン定期接種化直後にさまざまな症状が現れたとの報道が相次いだことをきっかけに不安が広がり、積極的接種勧奨が差し控えられた。2022年4月にようやく接種勧奨が再開され、1997年4月2日~2007年4月1日生まれの女性に対するキャッチアップ接種事業も行われている。岡山大学保健管理センター准教授の樋口千草氏らは、同大学の学生と教職員を対象に行ったキャッチアップ接種前後に調査を実施。副反応について、接種前は半数以上が不安を感じていたが、接種後には9割が「不安はない」と回答したなどの結果をまとめ、同大学の公式サイトで公開した。(関連記事「HPVワクチンキャッチアップ、対象者自ら推進」「親の勧めがHPVワクチン接種を促進」)

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