卵巣がんの最新ゲノム医療と課題を解説

日本人データに基づく個別化した遺伝カウンセリングが理想

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 卵巣がんに関する研究は進歩を続け、現在ではコンパニオン診断でBRCA遺伝子変異や相同組み換え修復欠損(HRD)の有無を調べて治療薬剤を選択する時代になった。また、BRCA遺伝学的検査の普及に伴い、BRCA遺伝子変異陽性家系におけるカウンセリングなどの必要性も高まっている。琉球大学大学院女性生殖医学講座主任教授の関根正幸氏は、第76回日本産科婦人科学会(4月19~21日)で、最新の知見に基づいた卵巣がん治療とゲノム医療の課題を報告し、日本のBRCA遺伝子変異陽性者に対する日本独自の対応について提言した。

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