超加工食品の摂取で全死亡リスク増
米・人口ベースのコホート研究
2024年05月20日 15:45
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超加工食品とは、5種類以上の素材を含む工業的に加工された食品。米国民健康・栄養調査(NHANS)によると、超加工食品は米国成人のエネルギー摂取の57%を占め、若年世代では67%に上るとされる。米・Harvard T.H. Chan School of Public HealthのZhe Fang氏らは、30年以上にわたる前向きコホート研究のデータを用いて超加工食品の摂取と死亡リスクとの関連を検討。わずかながら全死亡リスクの上昇が認められたとの結果をBMJ(2024; 385: e078476)に報告した(関連記事「家庭料理や加工食品の消費量が握力に影響?」「超加工食品でコロナのリスクが上昇」)。