水虫が足底のメラノーマ発症に関連
日本人の診療記録を用いた後ろ向き研究
2024年05月21日 15:20
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メラノーマは悪性度の高い皮膚がんであり、進行すると致死率が上昇する。日本人では足底に生じるタイプが最も多く、ほくろとの鑑別が重要とされている。東京慈恵会医科大学皮膚科学講座の脇裕磨氏らは、足白癬と足底に生じるメラノーマとの関連を検討。メラノーマ患者では足白癬、特に角質増殖型足白癬の有病率が有意に高く、両者は有意に関連することが明らかになったと、J Dermatol(2024年5月6日オンライン版)に報告した。(関連記事「日本人の6人に1人が水虫」)