メニューを開く 検索

トップ »  医療ニュース »  2024年 »  短報 »  非小細胞肺がんへのダトポタマブ デルクステカン、OSで有意差示せず

非小細胞肺がんへのダトポタマブ デルクステカン、OSで有意差示せず

第一三共

2024年05月28日 14:53

37名の医師が参考になったと回答 

 第一三共は5月27日、抗TROP2抗体薬物複合体ダトポタマブ デルクステカン(Dato-DXd)について、非小細胞肺がんの二次/三次治療を対象とした国際第Ⅲ相臨床試験TROPION-Lung01の最終解析結果を報告。主要評価項目の1つである全生存期間(OS)に関して、ドセタキセル(現在の標準治療である化学療法に用いる)群に対しDato-DXd群で改善傾向が認められたものの、有意差はなかったと発表した。(関連記事「抗TROP2抗体薬物複合体の第Ⅲ相結果、転移性乳がんに有効」)

 一方、事前に規定したサブグループ解析では、非扁平上皮非小細胞肺がん患者のOSについて、ドセタキセル群に対するDato-DXd群の有意な改善が示された。

 なお、同試験において安全性に関し新たな懸念は認められなかった。

無料でいますぐ会員登録を行う

【医師限定】

初回登録で500円分のポイントをもれなく進呈!

(6月末迄/過去ご登録のある方を除く)

  • ・ ご利用無料、14.5万人の医師が利用
  • ・ 医学・医療の最新ニュースを毎日お届け
  • ・ ギフト券に交換可能なポイントプログラム
  • ・ 独自の特集・連載、学会レポートなど充実のコンテンツ

ワンクリックアンケート

日赤名古屋第二病院で高校生が誤診により死亡。何が問題か?

トップ »  医療ニュース »  2024年 »  短報 »  非小細胞肺がんへのダトポタマブ デルクステカン、OSで有意差示せず