診断遅れが問題の若年大腸がん、3症状に注意

血便、腹痛、貧血でリスク高い

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 50歳未満で診断される早期発症大腸がん(early-onset colorectal cancer;EOCRC)の罹患率が世界的に上昇しているなか、診断までの時間が長いことが問題視されている。米・University of CaliforniaのJoshua Demb氏らは、EOCRC患者における徴候や症状、診断までの期間を検討するため、2,490万例超のEOCRC患者を含む81件の研究を用いたシステマチックレビューとメタ解析を実施。その結果、血便、腹痛、貧血を呈する例でEOCRCのリスクが高かったJAMA Netw Open2024; 7: e2413157)に報告した。(関連記事「過去30年で50歳未満のがん患者が大幅に増加」)

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