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デュルバルマブ、限局型小細胞肺がん患者の死亡リスク27%改善

アストラゼネカ

2024年06月12日 16:32

39名の医師が参考になったと回答 

 アストラゼネカは6月11日、同時化学放射線療法(cCRT)後に進行しなかった限局型小細胞肺がん(LS-SCLC)患者を対象にしたデュルバルマブ(商品名イミフィンジ)の第Ⅲ相臨床試験ADRIATICの中間解析の結果、プラセボ群に対しデュルバルマブ群では死亡リスクを27%低下させた〔全生存期間(OS)ハザード比 (HR) 0.73、95%CI 0.57~0.93、P=0.0104)と発表した(関連記事「デュルバルマブ、第Ⅲ相試験で限局型小細胞肺がん患者の全生存期間・無増悪生存期間を有意に改善」)。

 OSの推定中央値はプラセボ群で33.4カ月、イミフィンジ群で55.9カ月、3年生存率はそれぞれ推定48%、57%だった。

 さらに、イミフィンジ群では病勢進行または死亡のリスクがプラセボ群と比較し24%低下した〔無憎悪生存期間(PFS) HR 0.76、95%CI 0.61~0.95、P=0.0161)。PFSの中央値はプラセボ群で9.2カ月、イミフィンジ群で16.6カ月、2年後に病勢進行を認めなかった患者の割合はそれぞれ推定34%、46%だった。

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