米・Stanford UniversityのIn Gab Jeong氏らは、2003~15年の米国におけるロボット支援根治的腎摘除術の実施状況を後ろ向きコホート研究で検討した結果をJAMA(2017; 318: 1561-1568)で発表した。ロボット支援手術の件数は根治的腎摘除術の約30%を占めるまでに増加し、従来の腹腔鏡下手術と比べて合併症リスクは上昇しないものの手術時間および直接医療費が増加することが示されたという。(関連記事「ロボット支援で開腹術移行率は同等」)