腎がんでニボルマブ+カボザンチニブを承認申請

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 小野薬品工業株式会社と武田薬品工業は10月27日、抗PD-1抗体ニボルマブとマルチキナーゼ阻害薬カボザンチニブについて、根治切除不能または転移性の腎細胞がんを対象とした承認申請を行ったと発表した。

 今回の承認申請は、未治療の進行性または転移性の腎細胞がん患者を対象に、ニボルマブとカボザンチニブの併用療法とスニチニブ単剤療法を比較した多施設国際共同非盲検ランダム化第Ⅲ相試験CheckMate-9ERの結果に基づく。同試験ではスニチニブと比べてニボルマブ+カボザンチニブ併用療法が全生存期間(OS)、無増悪生存期間(PFS)、奏効率(ORR)など、全ての有効性評価項目で有意な改善を示している(関連記事「腎がんへのニボルマブ+カボザンチニブを米で申請」)。

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