米・ロルラチニブが未治療ALK陽性NSCLCへ適応拡大承認

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 米食品医薬品局(FDA)は3月3日、第三世代ALK阻害薬ロルラチニブについて、FDAが承認した検査に基づき診断されたALK融合遺伝子陽性の未治療進行非小細胞肺がん(NSCLC)へ適応を拡大承認したことを発表した。同時に、FDAはロルラチニブのコンパニオン診断薬として、Ventana ALK (D5F3) CDx Assayも承認。さらに、2018年にALK陽性NSCLCの二次治療において同薬を迅速承認していたが、これを完全承認とした。

 なお国内では、開発元のファイザーが昨年(2020年)12月15日に、ロルラチニブの未治療ALK陽性NSCLCへの適応拡大を申請している(関連記事「ロルラチニブ、未治療ALK陽性肺がんへの適応拡大を申請」)。

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