英・University of LeedsのCatherine Gibbons氏らは、甘味料・甘味増強剤が過体重または肥満の成人の食欲および内分泌反応に及ぼす影響を検討するため、二重盲検ランダム化クロスオーバー試験を実施。成人53例をショ糖(砂糖)群と甘味料(ステビア、ネオテーム)使用群にランダムに割り付け、各群に3種類のビスケットを2週間摂取させた。その結果、食欲感覚は3種類で差がなかったが、食後インスリン値および血糖値の上昇は砂糖群と比べて甘味料使用群で有意に抑制されたことをeBioMedicine(2024年3月28 日オンライン版)に発表した。(関連記事「人工甘味料を闇雲に恐れる必要はない!」)