デュピルマブ、慢性閉塞性肺疾患で適応拡大申請

サノフィ

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 サノフィは4月26日、抗インターロイキン(IL)-4/13受容体抗体デュピルマブ(商品名デュピクセント)について、慢性閉塞性肺疾患(COPD)に対する治療薬として、製造販売承認事項一部変更申請をしたと発表した (関連記事「デュピルマブが特発性の慢性蕁麻疹に適応拡大」)。

 今回の申請は2件の第Ⅲ相試験の結果に基づく。同薬はこれらの試験において、生物学的製剤として唯一中等度または重度のCOPDの急性増悪を有意に減少。12週後の呼吸機能の有意な改善およびその効果の52週までの持続、QOLの改善、呼吸器症状の改善を示した。

 同薬はこれまでにアトピー性皮膚炎、結節性痒疹、気管支喘息、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎、既存治療で効果不十分な特発性の慢性蕁麻疹の5つの適応で承認を取得している。

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