狂犬病のリスクも、渡航外来の重要性高まる 国外で流行する感染症が広がる可能性も 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 日本人の海外旅行者数は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行時に激減したものの、緩やかな回復傾向が続いている。また、訪日外国人旅行者数は円安やビザの緩和の影響から急激に増加しており、今年(2024年)上半期の累計は過去最高だったことが報告された。こうした中、渡航先で流行する感染症に罹患したり、国内に感染症が持ち込まれたりするリスクが高まっている。渡航先でのリスクとしては、狂犬病など「日本人に忘れられた感染症」も含まれる。久留米大学感染制御学講座主任教授の渡邊浩氏は、渡航外来の現状と課題について第98回日本感染症学会/第72回日本化学療法学会(6月27~29日)で発表。「渡航外来の重要性は高まっており、渡航診療を行う診療所を増やす努力が必要である」と指摘した(関連記事「狂犬病の輸入感染症例が死亡」)。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×