AEDショック実施率4%、69万台を使いこなせ!

今年は市民への解禁20周年

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 8月10日は日本心臓財団が提唱する健康ハートの日。1985年以来、心臓病・脳卒中の予防を市民に訴えてきた(関連記事「AEDが守る命『健康ハートの日』」)。今年は7~9月を強化月間として、同財団、日本循環器学会、日本循環器協会、日本AED財団の共催で各種啓発イベントが展開されている。その一環として、7月14日には「AED20周年記念シンポジウム」が東京都で実施された。今年は日本で市民による自動体外式除細動器(AED)の使用が解禁されて20年の節目。記念シンポジウムでは、AED解禁により約8,000人の命が救われた一方、市民によるAEDを用いた電気ショック(以下、AEDショック)実施率は4%にとどまる現実が示された。国内に69万台設置されているAEDを有効活用して、より多くの人命を救うには―。

20240714_AED20th-464.jpg

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする